筋肥大の停滞期を打破!筋肉の成長を再加速させる3つの秘策
京都河原町の肉体改造専門パーソナルジムRiseです。
今回のテーマは「筋肥大の停滞期を打破!筋肉の成長を再加速させる3つの秘策」です。
「以前と同じようにハードにトレーニングをしているのに、筋肉の成長が止まってしまった…」
もしかしたら、それは「筋肥大の停滞期」かもしれません。
停滞期は誰にでも起こりうることですが、正しいアプローチを行うことで、筋肉の成長を再加速させることができます。
この記事では、トレーニング方法の見直し、栄養摂取の最適化、休養と回復に焦点を当て、停滞期を脱する3つの秘策を提供します。
記事を読み終える頃には、停滞期を乗り越え、理想の体型を手に入れるための筋肥大戦略を手に入れているはずです。
⑴なぜ「筋肥大の停滞期」が起こるのか?
筋肥大は、トレーニングによる筋肉への刺激と栄養摂取、休養によって起こります。
具体的には、トレーニングによって筋肉に負荷がかかると、体はそれを「異常事態」と認識し、適応しようとして筋肉を成長させます。
しかし、体がトレーニングの刺激に適応してしまうと、以前と同じトレーニングでは筋肉に十分な刺激を与えることができなくなり、筋肥大が停滞してしまうのです。
これは、体がホメオスタシス(恒常性)を維持しようとするためです。
※ホメオスタシス(恒常性):体が常に安定した状態を保とうとする性質のこと。例:体温、血圧、血糖値、筋肉量など。
■停滞期に陥りやすい人の特徴とその理由
停滞期は誰にでも起こりうるものですが、特に、以下の特徴に当てはまる人は注意が必要です。
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・トレーニング歴が長い:トレーニング歴が長くなるほど、体は刺激に適応しやすくなる。
・同じトレーニングメニューを続けている:同じ刺激を繰り返すと、体が慣れてしまい、筋肥大が停滞しやすくなる。
・栄養不足:筋肉の成長には十分な栄養が必要だが、特にエネルギー(カロリー)とタンパク質が不足すると、筋肥大が妨げられる。
・睡眠不足:睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉の成長に不可欠。睡眠不足は、成長ホルモンの分泌を抑制し、筋肥大を妨げる可能性がある。
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停滞期を放置すると、モチベーションの低下や筋肉量の減少につながります。
また、停滞期に無理なトレーニングを続けると、体が回復できずにケガのリスクも高まります。
したがって、筋肥大の停滞期が訪れた場合は、早期に対処することが望まれます。
⑵停滞期を打破して筋肥大を再加速させる3つの秘策
「体重は増えているけど、筋肉は成長していない…トレーニングの使用重量が数ヶ月間伸びていない…。」
このような方は、以下で紹介する、停滞期にありがちな誤解を理解して、適切な改善策を取り入れることをおすすめします。
「トレーニング」「食事」「休養」から1つずつ紹介します。
秘策1:トレーニング方法の見直し
・ありがちな誤解: 常に高重量・低回数でトレーニングすれば筋肥大する。
・改善策: 「ピリオダイゼーション」を導入する。
ピリオダイゼーションとは、トレーニングの強度や種目、量を計画的に変化させることです。例えば、1~4週目は高重量低回数(5〜8回)、5~8週目は中重量中回数(8〜12回)、9~12週目は低重量高回数(12〜15回)など。
これにより、筋肉への刺激を常に新鮮に保ち、停滞期を回避・再加速させることができます。
さらに、使用重量・セット数・頻度を増やしていくことができれば、より効果的に筋肥大を進めることができます[1]。
メニューの組み方が分からない場合は、トレーニング上級者やトレーナーからアドバイスを受けることをおすすめします。
秘策2:栄養摂取の最適化
・ありがちな誤解: 常にカロリー過多を維持しなければ筋肥大しない。
・改善策:「軽い減量期」を挟む。
常にカロリー過多の状態を続けると「インスリン感受性」が低下し、体脂肪の増加が助長され、筋肉への栄養供給が阻害される可能性があります[2]。
※インスリン感受性:体内でインスリンがどれだけ効果的に働くかを示す指標。
インスリンは、筋肉→肝臓→脂肪の順番で働くのが基本ですが、インスリン感受性が低下すると、筋肉に働きづらくなり、脂肪が増えやすくなります。
脂肪が増えすぎると、インスリン感受性は低下する傾向にあるため、停滞を感じたときは、2〜4週間程度の軽い減量期を設けることが推奨されます。
目安として、体脂肪率は多くても、20%を超えない程度を維持するとよいでしょう。
秘訣3:休養と回復の確保
・ありがちな誤解:休養を取らずにハードなトレーニングを続けることが効果的。
・改善策:「休養と回復の質」を向上させる。
筋肥大にトレーニングは不可欠ですが、オーバートレーニングは、ケガや回復の遅れにつながり、逆に筋肉の成長を妨げる可能性があります。
改善策として、週に1〜2日は完全休養日を設けて、睡眠時間は7〜9時間確保することを推奨します[3]。
完全休養が難しい場合は、アクティブリカバリーを取り入れることで、血行を促進し、疲労物質の除去を促すのも効果的です。
※アクティブリカバリー:軽い運動やストレッチなど、体を動かしながら回復を促す方法。
また、筋肉の回復を促進するために、ストレッチやマッサージなども効果的です[4]。
まとめ
筋肥大の停滞期を打破するには、トレーニング、栄養、休養の3つの要素を見直すことが重要です。
トレーニングではピリオダイゼーションを取り入れ、栄養摂取では軽い減量期を設けることで、停滞期を脱出することができるでしょう。
また、休養と回復を適切に行うことも、筋肉の成長には不可欠です。
ただし、ここで紹介した内容はあくまで一般的なガイドラインです。
個人差があるため、専門家のアドバイスを受けながら、自分に合った方法を見つけることが大切です。
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肉体改造専門パーソナルジム Riseライズ
京都府京都市中京区船屋町363-1 MJビル 3F
Tel:075-708-6272
河原町駅徒歩5分・烏丸・三条駅徒歩7分・祇園四条駅徒歩10分
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参考
[1]Rhea, M. R., & Alderman, B. L. (2004). A meta-analysis of periodized versus nonperiodized strength and power training programs. Research quarterly for exercise and sport, 75(4), 413-422.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15673040/
[2]Byrne, N. M., Sainsbury, A., King, N. A., Hills, A. P., & Wood, R. E. (2018). Intermittent energy restriction improves weight loss efficiency in obese men: the MATADOR study. International journal of obesity, 42(2), 129-138.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28925405/
[3]Chennaoui, M., Vanneau, T., Trignol, A., Arnal, P., Gomez-Merino, D., Baudot, C., ... & Chalabi, H. (2021). How does sleep help recovery from exercise-induced muscle injuries?. Journal of science and medicine in sport, 24(10), 982-987.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34074604/
[4]Dupuy, O., Douzi, W., Theurot, D., Bosquet, L., & Dugué, B. (2018). An evidence-based approach for choosing post-exercise recovery techniques to reduce markers of muscle damage, soreness, fatigue, and inflammation: a systematic review with meta-analysis. Frontiers in physiology, 9, 403.
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