50代の筋肉がつかない問題|解決のカギは“トレーニング強度”にあり!
京都河原町の50代以上向けパーソナルジムRiseです。
今回のテーマは「50代の筋肉がつかない問題|解決のカギは“トレーニング強度”にあり!」です。
「昔はもっと筋肉がつきやすかったのに…」と感じていませんか?
50代に入ると、誰もが少しずつ体の変化を実感し始めます。加齢とともに進行する「サルコペニア(加齢性筋肉減少症)」は、放置すると筋力や代謝が低下し、太りやすくなったり、生活習慣病のリスクが高まったりします。
NIH(アメリカ国立衛生研究所)の報告によると、40代後半から年間約1〜2%の筋肉が失われるとされ、60代以降は加速度的に減少が進むといわれています。
さらに、ホルモンバランスの変化(特に成長ホルモンとテストステロンの減少)も、筋肉がつきにくくなる要因のひとつです。
ここで重要なのは、単なる加齢のせいだけではなく、運動不足や栄養の偏り、ストレスなど生活環境が筋肉に影響を与えているということです。
1.50代の筋トレで“筋肉がつかない”と感じる原因
「ちゃんと運動しているのに、思うような成果が出ない」という声は本当に多いです。その背景には、次のような問題が隠れています。
- 刺激不足:若い頃と同じ負荷では筋肉が十分に刺激されません。
- 有酸素偏重:健康のためにウォーキングやジョギングを続けても、筋肥大には不十分です。
- ホルモン低下:テストステロンや成長ホルモンが減少し、筋肉合成のスピードが落ちます。
- 回復不足:睡眠の質や回復力が低下しているため、筋肉の再生がスムーズに進まないことも。
これらが複合的に絡み合い、筋肉がつきにくくなるのです。
2.最重要ポイントは“トレーニング強度”
50代で成果を出すために一番重要なのは「負荷設定」です。筋肉は「過負荷の原則」に従って成長します。つまり、今の自分にとって十分に重い負荷をかけることが不可欠です。
推奨されるのは、自分の1RM(1回だけ持ち上げられる最大重量)の70〜85%の強度。
例えば、ベンチプレスで1RMが60kgなら、42〜51kgが目安です。10〜12回で限界がくる重量を3セット、週2〜3回が理想です。
さらに、フォームの安定も重視しましょう。高負荷になるとどうしても反動や無理な動作が増えがちですが、50代ではケガ予防が第一。正しいフォームを守り、ゆっくりと筋肉を意識して動かすことが成果への近道です。
3.頻度と休息の最適バランス
筋肉は、トレーニング中ではなく回復中に成長します。50代になると、筋肉の再生速度が若い頃より遅くなるため、休息の質と量が成果を左右します。
科学的なデータでは、筋肉の超回復は48〜72時間が目安とされています。そのため、同じ部位を週に2〜3回、間隔を空けて鍛えるのが理想的です。
例:
- 月曜:上半身
- 水曜:下半身
- 土曜:全身
また、睡眠の質向上(7時間以上の睡眠)も筋肥大には重要です。筋肉痛が長引く、疲労感が抜けないといった兆候が出たときは、思い切って休むことも必要です。
4.栄養とサポートの見直し
トレーニングの成果を最大化するには、適切な栄養補給が欠かせません。
体重1kgあたり1.5g〜2gのたんぱく質が推奨されます。70kgの方なら、105〜140gが目標です。
中高年はビタミンDや亜鉛の吸収率も落ちがちなので、意識して摂取するのがベター。
例えば、魚・卵・赤身肉・乳製品を日常的に取り入れると良いでしょう。難しい場合は、プロテインやサプリを活用するのもおすすめです。
2023年の米国スポーツ栄養学会の研究によれば、50代男性が高たんぱく+筋トレを12週間行った結果、平均筋肉量が約2.3kg増加し、握力や柔軟性も向上したというデータが出ています。
5.50代でも結果を出すコツ
トレーニング:
具体的なメニューは、上半身・下半身・体幹をバランスよく鍛えるプログラムで、特に重視したのはベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目。
これらを週ごとに重量を少しずつ増やし、記録をしっかり残すことを徹底。また、ウォームアップやクールダウンのストレッチを欠かさず、怪我予防を意識しましょう。
食事面:
栄養面では、1日3食+プロテイン補給を徹底。
朝は卵と納豆、昼は鶏胸肉と野菜、夜は魚中心のメニューを意識し、就寝前にプロテインを摂取することで、筋肉の回復を促進する環境を作りましょう。
生活面:
週1回パーソナルトレーナーにフォームをチェックしてもらい、正しい動作を学び、実践に活かしていきましょう。
モチベーション維持のため、筋肉量の推移、月ごとの体の写真を比較を行いましょう。
同世代の仲間との交流も積極的に行い、継続する楽しさを見つけていきましょう。
マインド面:
「無理をしないが、妥協しない」というマインドセットを大切にしていきましょう。
体調が優れない日は軽めのメニューに切り替えつつも、必ず何らかの運動を継続する意識を持って置くことが大事です。
まとめ:50代の筋トレは“質”で勝負!
年齢を重ねると、確かに筋肉はつきにくくなります。しかし、適切な負荷・頻度・栄養を意識することで、50代でも大きな成果を得ることができます。
「もう遅い」と思うのは今日で終わり!あなたもぜひ、質を重視した筋トレで若々しい体を手に入れましょう。
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肉体改造専門パーソナルジム Riseライズ
京都府京都市中京区船屋町363-1 MJビル 3F
Tel:075-708-6272
河原町駅徒歩5分・烏丸・三条駅徒歩7分・祇園四条駅徒歩10分
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参考文献
- National Institute on Aging. (2022). Sarcopenia: Age-Related Muscle Loss.
- American College of Sports Medicine. (2023). Guidelines for Strength Training in Older Adults.
- Phillips, S.M. et al. (2023). Protein Requirements for Older Adults Engaged in Resistance Training, Journal of Nutrition & Health.
- Schoenfeld, B.J. (2022). The Mechanisms of Muscle Hypertrophy and Their Application to Resistance Training, Strength and Conditioning Journal.
- 日本健康・栄養学会 (2023)「中高年の筋肉維持と栄養バランス」
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